フランスに行くために”特殊能力”はいらない
tabibito.zakiko
わたしは2018年に6カ月ほど、フランスに居た。新卒で入社して4年勤めた会社を辞め、ワーキングホリデービザを取得しての渡仏だった。
出国直前、そして帰国後にこの話をすると、多くの人が口をそろえて「すごいね」と口にする。お世辞や皮肉が混ざっているだろうが、みんながみんな同じことを言う。
実際、わたしは凡人である。頭脳明晰ではないし、絶世の美女では決してない。フランス語は挨拶しかできない状態だったし、実家が裕福なわけでもない。わたしは特殊能力は持っていない、その辺にいる人間だ。
そんな凡人がフランスワーホリに行って思うことは
フランスに行くために必要なのは語学力や財力、特殊能力ではない。行動。ただそれだけ。
「留学してみたい。」
「海外へ行ってみたい。」
「ヨーロッパに行ってみたい。」
「フランスに住んでみたい。」
このような夢や憧れを抱く人が多く存在するのは知っている。
ただし、この夢や憧れを「目標」にして且つ「実行」する人が限られているのだ。
だからみんな、フランスに6カ月いたことを「すごい」というのである。
【フランスに長期滞在したい】という目標のために4年勤めた会社を辞め、アルバイトで資金を貯めた。航空券の購入、語学学校への申し込みをして、ビザの申請をする。たったこれだけの行動で夢は叶えられる。
わたしは老いてから、ましてや死ぬ間際になって「ああ、あの時こうしておけば良かった」なんて思いたくない。
手を伸ばさないと、チャンスは掴めない。
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